Ashtakaプレス Type30T
クワガタカブト、マット菌糸詰め専用プレスマシン
丸ラックφ30、ツインフレームタイプ
丸ラック径φ30タイプ
理論圧縮率、25倍。
最大荷重、1300kg。(手押力、52kg時)
(丸ラック許容荷重、735kg。歯車許容荷重、630kg。)
(許容荷重と言うのは、安全率が含まれます。越えて使用しても寿命が短くなるだけです。)
レバー本数8本。
ストローク、380mm。(3.7回転)
1回転当りの下がり量、104mm。
回転中心高さ、524mm。
重量、約19kg。
φ76平プレス部、PP800用ガイドパイプ付属。
ベース合板のサイズ、450mmx500mm。
レバーを外したマシン最小高さ、590mm。
ラックを上げた時の最大高さ、970mm。
標準セット ゴム敷き(オプション)
Type30Tは、特注品と言う事もあり、価格が高いだけではなく、大きくて重いですから、超堅詰めやワンプレスを視野に入れていなければ、使い辛いと思います。
回転中心高さと、重さから、使い勝手をイメージして下さい。
圧縮比が高いほど、ストローク辺りの回転量が大きくなりますので、回す量も増えます。
パワーと使い易さは、反比例します。
普通に詰めるだけなら、Type20Sでも、十分すぎる能力はあります。
ただ、1400ccのワンプレスはType20Sでは、できませんので、どちらが自分のスタイルに合っているかご判断願います。
レバーへ25kgかけた時のプレス部の圧縮荷重が、約630kgになります。
メンテさえしてあれば、まず壊れることのない圧力です。
最大荷重は、1300kgでも行けると思います。
あくまでも計算の結果ですから、実機は製作精度等で、強度に差が出ます。
試されて壊れても保証はできません。
勢いよく回したり、偏った力を掛けたり、メンテを怠ると、壊れやすくなりますので、ご注意下さい。
力を入れて使用するほど、摩耗は進みますので、寿命が短くなります。
湿気の多い場所や、風の当るような場所に放置しておくと、サビやすくなります。
長期間、保管する場合は、黒い部分に油を塗り、ビニール等で包んでの保管をお勧めします。
オプションの簡単な内容です。
φ68プレス部
φ88プレス部
神長さんPP800ワンプレス用φ76初2令穴空け付プレス部。
神長さんPP800ワンプレス用φ76♀3令穴空け付プレス部。
神長さんPP1400ワンプレス用ガイドパイプ。
神長さんPP1400ワンプレス用φ99平プレス部。
神長さんPP1400ワンプレス用φ99♂3令穴空け付プレス部。
各ガイドパイプはType-20S用より背が高くなります。
PP800tの場合 PP1400tの場合
いろいろなプレス方法で、単位面積当りの圧力を計算してみました。
ハンドプレスやすりこぎを使って30kgで押したとします。
すりこぎ(直径30mm)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4.2kg/平方センチ
ステンレス製ハンドプレス(直径40mm)・・・・・・・・・・・・ 2.4kg/平方センチ
ドリルスタンドを改造した安価なマットプレス機(直径60mm)・・ 3.0kg/平方センチ
Ashtakaプレス、Type20Sを使って、許容圧縮荷重の220kgで押したとします。
(許容荷重とは、安全率が含まれますので、この2倍くらいまでなら大丈夫です。)
Ashtakaプレス、Type20S(直径53mm)・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10.0kg/平方センチ
Ashtakaプレス、Type20S(直径68mm)・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6.1kg/平方センチ
Ashtakaプレス、Type20S(直径76mm)・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4.8kg/平方センチ
Ashtakaプレス、Type20S(直径88mm)・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.6kg/平方センチ
Ashtakaプレス、Type30Tを使って、許容圧縮荷重の630kgで押したとします。
(許容荷重とは、安全率が含まれますので、この2倍くらいまでなら大丈夫です。)
Ashtakaプレス、Type30T(直径68mm)・・・・・・・・・・・ 17.4kg/平方センチ
Ashtakaプレス、Type30T(直径76mm)・・・・・・・・・・・ 13.9kg/平方センチ
Ashtakaプレス、Type30T(直径88mm)・・・・・・・・・・・ 10.4kg/平方センチ
Ashtakaプレス、Type30T(直径99mm)・・・・・・・・・・・ 8.2kg/平方センチ
レバーなど回転部分が鉄製ですから、サビやすくなっています。保管には注意が必要です。
材割等、プレス部の端に力のかかるような使い方はしないで下さい。
所詮は個人のハンドメイドです。細かい傷は入ります。
努力しましたが、価格はかなり高くなってしまいました。
Type30Tは、圧縮比が高いため、レバーを回す量が増えます。
同じストロークを動かすのに、Type20Sのほぼ1.5倍、回さなくてはなりません。
以上、よろしくお願いします。
もし、新たに製作すると決めた際、メールで連絡が欲しい方は、随時受け付けていますので、
ブログのメールフォームより、HN又は名前、都道府県名、メールアドレスを記入の後、
Ashtakaプレス予約開始時、連絡希望と、申し出て下さい。
申し出るだけでは、注文にはなりませんので、ご心配なく。
予約開始時、不要なら断わっていただければ結構です。
単なる市場調査くらいに思っておいて下さい。
よろしくお願いします。