Ashtakaプレス、各種オプション
1. ゴム敷き仕様
100mmx200mmx5mmの、片面に両面テープのついたゴムを、2枚、並べて貼り付けます。
今までは1枚モノを貼っていましたが、クリアボトルが吸盤のようにくっついてしまうため、中央で分割しました。
メリット、ガラスビンが割れにくくなる。
ボトルをこすることによってできる合板の削れ、傷を防ぐことができる。
デメリット、ボトルを横へ動かす時、抵抗になる。
使って見てから、ご自身での貼り付けをされたいのであれば、同梱して発送します。
オプションを選択時、申し出て下さい。
同梱の申し出がない場合は、貼り付けて納品します。
2. 穴あけロッド、押えプレート、プッシャー
プレス部を外して、このロッドを付ければ、ボトルへの穴あけが簡単に出来ます。
ロッドは、アルミ製です。
押えプレートとプッシャーはステンレス製です。
ボトル口元直径75mm以上、菌糸深さ100mm以上、にしか使用できません。
一番上にあげた時の高さは、ゴム無で175mmです。(ゴム付170mm)
高さ165mm以下のボトルの方が、使いやすいです。
高さ185mm程度までは、使えなくはないです。
空く穴は、口元でφ15mm程度です。
プッシャーを使わなくても穴は簡単に開けられますが、抜く時に力が必要です。
プッシャーを押しながらハンドルを回して、ロッドを浮かせた後、プレートを軽く指で押えて、レバーを上げると簡単に抜けてきます。
くれぐれもプッシャーだけで上げようとしないで下さい。
堅くて動かないだけでなく、無理に力を入れると、歯車を傷める可能性があります。
ご希望の人数が多い時のみ作製しますので、集まるまでお待ちいただくことになります。
セットでも、単品でも、ご予約いただけます。
予約されないと、いつまで経っても集まりませんので、気になる方はご連絡下さい。
参考記事:穴あけロッド、新たなる試作、第2弾
3. Φ53プレス部、Φ88プレス部
標準で付属しているプレス部はΦ68のみです。
Φ53の面積の1.65倍がΦ68です。
その1.66倍の面積が、Φ88になります。
詰める面積が増えた分、圧力は下がります。
Φ53は、少しでも堅詰めしたい方にお勧めです。
800ccボトルの口径でも気を使うことなく入れることができます。
Φ88は、1400ccのボトルを、緩めに素早く詰めたい方にお勧めです。
800ccのような口元径90mm以下のボトルには使えませんので、ご注意下さい。
ボトル最大直径と口元内側直径の差が60mmまで使用できます。
3000ccのような肩口の大きなボトルでも、重宝しそうです。
オオヒラタのような種を飼育されている方にはもってこいかもしれません。
参考記事:新たなる試作、Φ85プレス部、補足
写真は、Type-2の時のモノ。微妙に形状を変えています。
4. 省プレス仕様
ガイドパイプを使い、一気に詰めることができます。
ガイドパイプをボトルにセットし、菌糸を入れ、プレス部で一気にプレスします。
Type20S(旧Type−3)では、ストロークが足らないため、ワンプレスは出来ませんが、2〜3プレスでなら詰めることが出来ます。
Type20Sで使用する際は、力の入れすぎに、ご注意ください。
力を入れすぎと、ラックの摩耗を早めます。
摩耗を早めても、詰める作業が早くなればいいと割り切って、私は使っています。
ガイドパイプの種類はいろいろあります。
1. 800ccボトルの場合はパイプ内径とボトル口元径が、同じ77mmですから、外にかぶせるようなガイドパイプになります。
神長さんのボトルだけでなく、DOSさんの3つ穴、4つ穴小ボトルにも使えます。
2. 神長さん(千曲)の1400ccボトルの場合はパイプ内径100mm、ボトル口元径107mmとボトルの方が大きいですから、中へ差し込むようなガイドパイプになります。
DOSさんの4つ穴大ボトルでも使えます。
3. DOSさんの3つ穴大ボトルの場合は、パイプ内径100mmと同じですが、ボトル口元径105mmと神長さんのボトルより、少し小さいですから差し込む直径が少し小さなガイドパイプとなります。
4. 神長さん(千曲)のボトルの口元内径とパイプ内径が合うように、薄肉塩ビパイプを使用したガイドパイプもあります。
1400ccのみで、パイプ内径とボトル口元径が、同じ107mmですから、外にかぶせるようなガイドパイプになります。
1400cc用薄肉塩ビのガイドパイプは、2つの部品を接合して製作してありますので、接合部の隙間にゴミ入ったり、カビが発生したりするかもしれません。
厚肉塩ビパイプタイプより、口元のテーパ面取りが減って、プレス部を入れる際、より注意が必要になりますが、少しでも大きなプレス部で詰めたい方はこちらの方がいいでしょう。
プレス部は、今までのφ99に加えて、φ105.5を用意する予定です。
直径が少し大きくなりますので、価格もアップします。
大きな直径のプレス部は、丸ラック径20mm(Type20S)では、かなり無理をすることになりますので、ご注意ください。
ガイドパイプの基本バリエーションは、以下の4種類になります。
(G-pot用のも別途製作できます。)
5. 投入穴空け付プレス部
ガイドパイプを使い、幼虫投入用穴を空けつつ、一気に詰めることができます。
神長さんの800ccPPボトルや、EXCEEDさんの800cc、オオクワキングさんの800ccクリアボトルなど、口元内径が77mmのボトルで使用できます。
DOSさんのクリアボトルは、口元内径が77mmのものと75mmのものがあるようです。
口元内径75mmのボトルには、使用できませんのでご注意下さい。
どうしても、口元内径75mmのボトルに、使用したいのであれば、パイプとのスキマが増えますが、φ74プレス部もご用意できます。
800ccPPボトル用、初2令投入穴空け付プレス部
800ccPPボトル用、♀3令投入穴空け付プレス部
Type20S(旧Type−3)で使用する際は、力の入れすぎに、ご注意ください。
力を入れすぎと、ラックの摩耗を早めます。
摩耗を早めても、詰める作業が早くなればいいと割り切って、私は使っています。
Type25S(旧Type−SSS)、30T専用として1400cc用も用意しました。
(Type20Sでも使用できなくもないですが、どうしても力を入れてしまうため、丸ラックの摩耗をかなり早めることになります。ご注意願います。)
1400ccPPボトル用、♂3令投入穴空け付プレス部
Type20Sを使い1400ccを省プレスで詰めると、予想以上に力を入れてしまうと思いますので、あまりお勧めしていません。
800ccの省プレスですら、かなり力を入れてしまいます。
しかしながら、楽と言う点では、一度使うと、もう戻れないほどです。
多少無理してでも使いたいと言う方がいるのも不思議ではありません。
リスクを承知していただいて、自己責任ってことで、Type20Sでも1400cc用の省プレスオプションを販売しています。
Type20Sでは、ストロークが不足していますので、セットする際、やや傾けて入れないと入りません。
これは慣れれば問題ないと思います。
寿命だけは低下しますので、ご了承願います。
3種類並べてみました。
省プレス部の種類は、以下の通りです。
特注で他のサイズも承ります。
Type20S、圧縮率15倍仕様
Type20Sの標準圧縮率は12倍ですが、それを15倍に高めるオプションを用意しました。
レバーの長さを少し長くして、グリップ径を大きくしただけです。
左がType20S標準(12倍)、右が15倍タイプ。
各オプションの価格は、本体価格と合わせて、メールフォームよりお問い合わせ下さい。
よろしくお願いします。